2008年11月22日

CoC 読者レポート2

掲示板に来られている方を通じ、Kim Deung Deung さんからも、中国杯のレポートをいただきました。(写真は寄稿者による撮影と提供です。)


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安藤さんはすべての面でスケアメのときより一段と成長した姿を見せてくれました。今シーズンのショートプログラムは本当に良いプログラムだと思います。実際にみた安藤さんのスケーティングはとても力強くパワフルで、ちょっとしたジャンプのミスを除けばすばらしい内容の演技でした。そして何試合ぶりにプログラムを終えたあと満足したような安藤さんの笑顔を見ることができてとても嬉しかったです。練習のときはずっとどこか具合いが悪いのかなと思わせるようなおちこんだ表情だったのでなおさら良かったと思います。演技を終えたあとににこやかに笑う安藤さんをみながら、ここにくるまで辛いこと苦しいことももたくさんあっただろうと思ってはすこしばかり感動しました。観衆からの拍手と声援が凄かったです。

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彼女の演技を観てからは安藤さんがグランプリファイナルにこれるのか凄く楽しみになってきました。あとに書きますがオフアイスでの安藤さんはもう愛せずにはいられないほど素敵でチャーミングな人でした。そしてモロゾフコーチについて、モロゾフコーチが担当してる選手はこの大会で安藤さん以外にもアイスダンスやペアの選手たちがいましたけど、呪文をぶつぶつと称えるのは安藤さんにしかやりませんでした。それも最初のうちはそっと見守りながら(?)おとなしくいるけれど、ステップのときからはフェンスに手をのせては呪文を称え始めるのでみてて非常に楽しかったです。

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-- 三日目の男子フリーを観覧してるとき

三日目の最高の人気者はダントツに安藤さんでした。もう大勢の人たちが安藤さんにサインしてもらいにきたり、いっしょに写真を撮って貰ったりしてました。私もサインしてもらいたかったけど、せっかく来たのに競技もみれずにひたすらサインしてあげてる安藤さんを見ては競技が終わったあとにして貰おうと思ったのですが…結局タイミングがあわずサインもらえませんでした。

安藤さんはファンの人たちから貰ったプレゼントを一つ一つ丁寧に開けては、その中にあるファンからのメッセージを全部読みながら本当に幸せそうに笑ってました。
たとえ喋らなくても表情だけ見て、安藤さんがファンからの励ましの手紙を読みながらどんなに幸せなのかを感じることができました。こんなに喜んでくれるのを見て、なんで自分はプレゼントや手紙とかを用意してこなかったのかとあとから後悔しました。

安藤さんはモロゾフコーチといっしょに観覧してたのですが、モロゾフコーチの行動がちょっと面白かったです。フリーの演技で選手が転倒やミスをするたび、モロゾフコーチは体を大げさに動かせながら安藤さんに説明をしてあげてるみたいでした。南里選手のフリーの演技のときのモロゾフコーチはもうとんでもなく早く手を動かしながら、口はまるで呪文でもいってるかのように早口でなにかを言ってました。見てるだけでも面白かったです。
 
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男子の演技がそろそろ終わる頃、安藤さんも帰る準備をするだろうなと思っては安藤さんの座ってるブロックの後ろの方で待ってました。そしたらあるスケートの関係者らしい人が安藤さんにセレモニーの準備をしてくださいと呼び掛けました。私はドキドキしながら安藤さんを待ってたのですが、あいにく安藤さんの両手は荷物でいっぱい。安藤さんの前には関係者が、そして後ろにはモロゾフコーチがいてちょっと時間に押されてるようにみえました。私は緊張しながら安藤さんに呼び掛けました。

「あの…美姫…Can I……」
そのときの安藤さんの表情はいまだに忘れられません。本当にサインをしてあげたいんだけど荷物で手は塞がりセレモニーの準備のために早くいかなきゃいけないし…本当にごめんなさい…どうしよう…とでもいうように本当に申し訳ない表情をしてました。

美姫ちゃん…全然美姫ちゃんが謝ることじゃないよ…サイン会でもないのにサインしてもらおうとした私が悪いんだから。^^

安藤さんが英語で「ごめんなさい、でも私セレモニーの準備をしに行かなきゃだめなの。本当にごめんなさい。」といったので、全然大丈夫ですと繰り返しながら安藤さんを行かせてあげました。本当に安藤さんは心から精一杯応援あげたくなる選手です。この時心からそう思いました。

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ヨナ選手の良いライバルでもあるし国際関係などとややこしいこともありますけど、この日の安藤さんをみてはいつも心から幸せでいて欲しいと素直に思いました。そして安藤さんは本当に顔が小さく、普段テレビや写真でみるより何倍も綺麗で美しい人でした。

--最後に私から安藤さんへのメッセージです。

美姫ちゃん、私はリンクで笑ってるあなたの姿が本当に大好きです!!!!!!!!!!
いつも美姫ちゃんが満足できる試合をして欲しいし、美姫ちゃんには幸せと喜びを感じながらスケートをやって欲しいと思います。いつでもどこでも美姫ちゃんを応援して行きたいと思います。それではバイバイ。

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2008年11月12日

CoC 読者レポート

掲示板に来られている TICO さんから、中国杯の観戦レポートを頂きました。
(画像をクリックすると大きくなります。)




安藤選手の応援がしたくて北京に行ってきました。 正直に申し上げますと私はフィギュアスケートを観戦するようになって日の浅いファンです。 こんな自分が現地観戦レポートを、というのは大変恐縮ですが、ご報告いたします。

カップオブチャイナ、7日のペアフリー、8日の女子フリー、アイスダンスフリー、男子フリーを観戦してきました。日程は2泊3日という短期観戦でした。
私は観戦ツアーに参加したのですが、ツアー参加者それぞれが違う選手が好きという状況で、女子シングルにしか興味のなかった私にはフィギュアの魅力の奥深さを感じるコンペティションとなりました。 今までじっくり観たことのないアイスダンスやペアについても、周りの方々から教えて頂いてフィギュアの魅力を存分に感じることができました。


目的の女子フリーでは、安藤選手が表現力に磨きをかけたプロでシルバーメダリストに! スケートアメリカから2週間という短期間でグレードアップした演技を彼女は見せてくれました。
嬉しかった〜! 演技についてはテレビで放映されていましたから、割愛します。
会場の雰囲気と初めてお会いできた安藤選手の印象について書きます。



(会場の雰囲気について)
会場には、安藤選手のバナーとキムヨナ選手のバナーが目立ち、8日の見所は女子フリーといった雰囲気でした。
初海外観戦の私としては嬉しい驚きがたくさんありました。
その一つは、「カメラ」。 日本では撮影禁止なので、カメラを持って会場に入れることが嬉しかったです。 観客の多くはデジタルカメラを持っていましたが、中にはデジタル一眼レフで「君は報道記者か?」級のレンズで撮りまくる方がたくさんいるのには驚きました。きっと道中のスーツケースの半分はカメラじゃないかと思うくらいでした。
私は、中国では大きいカメラは報道関係者に限られているので、入国審査でひっかかることがあるかもしれないから、持っていかない方がいい、と旅行会社の担当者さんに言われていたので「持ってくれば良かった〜〜〜!」と思いました。 とはいえ、手持ちのコンパクトカメラで貴重な国際大会の模様、選手や会場の撮影ができることはいい記念になりました。
(管理人注:これから海外観戦の方は、GP開催各国ごとにカメラの扱いは異なりますので、現地法令や指示を厳守してください。)

そして、とても嬉しいことに、観戦ツアーで来られた、席が近い韓国の方が素敵な安藤選手の写真を撮っていたので、私隣の席に座っていた英語の堪能な日本の方と一緒にその写真を観ながら私が何気なく、韓国の方に「私は MIKI ANDO のファンで、あなたの撮った MIKI の写真がステキなのでうらやましい」、と話したら、隣の席の方がご厚意で伝えてくださいました。
すると、韓国の方は、「 E-Mailで送ってあげるよ!私も MIKI のコスチュームが大好き!」と言ってくれて安藤選手の人気の高さを感じるとともに、そのご厚意に感謝しました。 こんなに好意的なんて! 私は彼女の親切心に感激しました。
ここにいる人たちは本当にフィギュアスケートが好きなのだなあ、と他のファンの皆さんの視野の広さに感心しました。 彼女はキムヨナ選手のファンなのだけれど安藤選手のこともほめてくれて嬉しかったし、私も彼女が好きなキムヨナ選手の生の演技がみられることが嬉しく思えました。 別の国籍の人とお互いに好きな選手の演技を心待ちにする時間が持てるとは出発前には想像していませんでした。



私は今まで安藤選手やシングルの特定の選手しか知識がなかったので、フィギュアを知らなすぎて恥ずかしかったです。 それから、英語が話せないので、せっかくのコミュニケーションの機会だったのに、残念でした。


でも、国を越えて共有できるものがあるというのは本当に素敵なことだと感じたし、フィギュアスケートを好きになってよかったと思いました。
今度、海外観戦する機会があれば、英語は少し話せるようになりたいものです。


観戦も終盤に入ると、だんだん自分の中でもどの国の選手もその人の良さが出ていれば美しいと感じるし、失敗があっても観客が拍手で努力を讃えることになじんできて、国際大会独特の雰囲気に浸ることができました。 温かい雰囲気が会場いっぱいにあふれていました。 それぞれの選手が自分の演技をして、違うからこそ素晴らしいのだと、みんな違ってみんないい、と実感しました。
この感覚は日本では感じられなかったモノだったと思います。 貴重な経験でした。 安藤選手がいる世界というのは、こういう世界だったのか〜、と少し想像したりしていました。



(安藤選手について)
愛しの安藤選手ですが、なんと!!プレゼントとお手紙を直接お渡しすることができました〜

中国杯では投げ込みはぬいぐるみしかしていないようだったので、プレゼントをどうやって渡したらいいのかな〜と困ってしまいましたが、機会に恵まれて本当にラッキーでした。

緊張しながらも「フリー、頑張ってください!」と言うことができました。
コンペティションの間の疲れている中でもファンサービスしてくださって、本当に申し訳ないやら、ありがたいやらでした。
渡し終わってから、自分がまさか安藤選手に会えたなんて!信じられなくてジャスミンティーを飲んでしばらく余韻に浸っていました。 落ち着くまで時間がかかりました。




間近でみた安藤選手の印象は、
「顔ちっちゃい!細い!目でっかい!」(笑)
とにかくキュート でした。 透明感のあるアスリートという印象でした。
こんなに魅力的な人がいるんですね、地球上に!!


安藤選手はとても落ち着いていて、リラックスしていらっしゃいました。
ファンへの対応も慣れていらっしゃいました。
韓国のファンにも流暢な英語+笑顔で対応されていました。
(ステキ、才媛ですね!さすが一流アスリート )


フリーの演技が終わった後も、男子の観戦中にファンサービスしたり、出待ちのファンにも、サインや写真に応じてくれていたというお話を聞きました。 優しい人ですね!
ファンを大切にしてくれて、これも安藤選手の魅力だと思いました。 リンクの外の安藤選手は私から見るとシャイな印象を受けましたが、少しでも時間の許す限りファンサービスをしてくれ、そのお気持ちがとても嬉しかったです。

よくよく考えてみると、こうした私の身勝手な行為にも気持ちよく対応したり、各国プレスの取材を受けたり、もちろん練習もありますし、コンペティションの後も日本に直帰されるようで(観光なんてする時間がない)、多忙なスケジュールの中、ベストな演技をする、という普通の社会人にはない緊張の連続を常に感じているのかと想像すると、尊敬してしまいます。

彼女の負担は、どれほどかと思います。 ファンとしてどういう風に接していけばいいのか、考えさせられました。 今回は安藤選手に会えたことで舞い上がってしまったのですが、これからは安藤選手へ負担のない接し方をできるように工夫したいです。 スケートアメリカでも貼られていたこのサイトのバナーはとても目立っていました。きっと安藤選手の目にもとまって、あの演技につながる励みになったと思います。 見慣れたバナーは選手も落ち着くものだと思います。 こういった応援の仕方は見習いたいです。
中国でご一緒させていただいた安藤選手ファンの方々にもいろいろアドバイスいただいて、おかげさまで何度か安藤選手に会うことができました。



海外観戦はフィギュアを通じて世界を感じることができました。 そのドアを私に与えてくれた安藤選手に感謝したいと思います。 これからもずっと応援していきたいと思います。
カップオブチャイナはハートフルな大会でした。 是非、機会がありましたら、皆さんも海外観戦をおすすめします。 とっても楽しかったです。


追伸:中国は正直いい印象がなかったのですが、とても人があたたかくて、素朴で安心して観光できる国だと思いました。
北京ダックもおいしかったデス☆花茶も・・・


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2008年11月03日

CoC 女子シングル予定表(日本時間表示)及び 出場選手

中国杯の公式サイトにカラー版のスケジュール表が公開されましたので、これに準拠して女子の予定をまとめます。
http://www.chnfs.org/CoC08/CoC%2008_081104.pdf
ISU公式サイト および IceNetwork にて順次、競技情報が更新されるはずです。
http://www.isufs.org/results/gpchn08/
http://www.isufs.org/events/fsevent00010987.htm
http://web.icenetwork.com/events/detail.jsp?id=50285


非公式練習
日本時間 4日(火) 終日


公式練習1(SP・FS)
日本時間 5日(水) 16:15〜17:45


公式練習2(SP 出場順)
日本時間 6日(木) 14:00〜15:00


開会式
日本時間 6日(木) 17:20〜


SP競技
日本時間 6日(木) 20:45〜


公式練習3(FS 出場順)
日本時間 7日(金) 14:45〜16:15


公式練習4(FS 出場順)
日本時間 8日(土) 11:00〜12:10


FS競技
日本時間 8日(土) 17:00〜


表彰式
日本時間 8日(土) 22:45〜


エキシビション
日本時間 9日(日) 15:30〜


閉会式/バンケット
日本時間 9日(日) 20:00〜


地上波放送が終了するまで、掲示板にて結果の判る書き込みがあった場合は、公開を待機させて頂きますので、悪しからずご了承ください。
  
 
★ CoC'08に出場の女子シングル選手を、ISUランキング順に並べ、それぞれのパーソナルベストを記載:
<Julia SEBESTYEN 選手は棄権しました>


Yu-Na KIM         KOR   WR 2 3812     PB 197.20 (CoR 07)
Sarah MEIER       SUI   WR 5 2874     PB 171.88 (WC 08)
Miki ANDO           JPN   WR 6 2864     PB 195.09 (WC 07)
Laura LEPISTO     FIN   WR 11 2371     PB 165.65.(EC 08)
Ashley WAGNER  USA   WR 14 1946     PB 158.63.(TEB 07)
Susanna POYKIO  FIN   WR 17 1768     PB 163.98 (WC 05)
Mira LEUNG         CAN   WR 21 1527     PB 157.36 (4CC 08)
Alena LEONOVA   RUS   WR 30 1162     PB 138.06 (WJC 08)
Binshu XU            CHN   WR 44 856     PB 142.83 (JGPF 05)
Katrina HACKER    USA   WR 61 611     PB 153.86 (4CC 08)
Yan LIU                CHN   WR 80 467     PB 145.92 (CoC 05)
Yueren WANG       CHN   WR117 264     PB 129.88 (4CC 08)


WR=World Ranking
PB=Personal Best score
WC=World Championships
EC=European Championships
4CC=Four Continents Championships
WJC=World Junior Championships
JGPF=Junior Grnd Prix Final
CoC=Cup of China
CoR=Cup of Russia
TEB=Trophee Eric Bompard
 
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