2009年01月14日

SOI大阪 読者レポート

掲示板に来られているファンの方から、Stars on Ice 大阪公演のレポートを頂いたので、原文に基づき ご紹介します。


STARS ON ICE
〜 フィギュアスケート  芸術とスポーツのはざまで 〜



STARS ON ICE (以下 SOI) 大阪公演、2009年1月12日のレポです。

すでに一部地域では大阪公演の内容が放送されておりますので、安藤選手の素晴らしい演技を目にされている方もたくさんいらっしゃるかと存じます。 また、これから東京公演へ行かれる方もいらっしゃるかと思いますので、詳細は省かせていただきます。
ここでは私の個人的な感想となりますが書かせて頂きます。 皆様の感想と多少異なる部分があるかと思いますが、おつきあいくださいませ。


SOIは、23年続いている世界屈指のアイスショーです。 SOIオリジナルメンバーはプロスケーターで、そのすべてのメンバーがオリンピックや世界選手権でのメダリストです。
長くフィギュアスケートを愛してきたファンにも、また新たに魅力を感じたファンにも、フィギュアスケートファンなら誰かしか知っているスケーターが出演しているのです。
オリジナルメンバーをご紹介しますと、サーシャ・コーエン、イリヤ・クーリック、トッド・エルドリッチ、ペアのシュエ・シェン&ホンボー・ツァオ、佐藤由香、アイスダンスのマリー・フランス・デュブレイユ&パトリス・ローソン、マイケル・ワイス、ジョン・ジマーマン、ジェニファー・ロビンソン(順不同・敬称略)という豪華な顔ぶれです。

SOIの魅力はこの素晴らしいスケーター達が見せる息のあった群舞と、和気あいあいとしたユーモラスなトーク、そして数々の引き込まれるようなプログラムに尽きます。 オリジナルメンバーからの汗つきのタオルプレゼントやこのショーならではのスペシャルゲストによるシークレットペアの演技は笑いを誘うものでした。

今年のテーマは「On the Edge:The Heart of the Champion」。
フィギュアスケートの魅力はスポーツでありながら芸術性が高いことがその一つと言えましょう。 このショーでは、アスリートとして一流のSTARSがエンターテイナーとしてその技術を演じるというコンセプトの元に、現役のアマチュア選手のうちでもトップアスリート達がゲスト出演しておりました。

その中の一人が安藤選手。 演目はボレロでした。 今シーズンはこのプログラムがとても彼女に合っています。 ここしばらくのショーラッシュの疲れを感じさせない、力強いシャープな演技を披露してくださいました。 今回はクリーンな3S、I字スパイラル、流れのある2Aがばしっときまり、世界選手権での活躍を期待させるコンディションの良さでした。 皆さんを魅了する 情熱的な心に訴える演技は健在です。 素敵でした。

今回はゲスト出演でしたので、群舞には出演されませんでしたが、グランドフィナーレの際に他のゲスト出演者とともに再度姿を見せてくださいました。 このショー恒例のお色直しは、SOIの演出に合わせて、華やかなピンク、レッド、オレンジの組み合わせの衣装での登場でした。

シンプルに結い上げた髪とその衣装はとても似合っていて、また他のスペシャルゲストとの仲も良いようで、大変心が和む場面でした。


プロのスケーティング、とくにオリジナルメンバーのナンバーは、派手なジャンプこそないものの、自由で、例えばバックフリップがあったり、バックエッジでのイーグルがあったりと、競技では見られない面白いスケーティングでした。

そしてその滑らかさというのは、プロならではの円熟味があり、普段 四回転とかトリプルアクセルに魅せられてきた私などにとっては、「フィギュアスケートって滑っているだけで、こんなに美しいものだったのか!」と驚かされましたし、プロスケーターの熟練の技術というのは年月を重ねて積み重ねた上ににじみ出るものなのだと痛感しました。

そんな素晴らしいスケーティングのナンバーが続く中で、12日は安藤選手は中締めでした。 私から見たら、決してプロに見劣りするものではありませんでした。 将来、安藤選手もこんな風に世界を巡るプロスケーターになってくれたらいいのに・・・という思いを持ったほどです。

基本的にこのショー自体がオリジナルメンバーによる演出が作り込まれていて、アメリカ、カナダ、ベルギー、韓国と世界的に開催されているショーですので、演出、照明、衣装、演技すべてが見応えがありました。 アナウンスは英語が中心。 英語に不安な方はご安心を、ビジョンに日本語訳が出ます。

そのメッセージも、フィギュアスケートのもつ相反する二面性、芸術とスポーツを融合するという部分が大変印象的でした。 今回はショーですからエンターテイメントの部分が多かったのですが、今のフィギュアブームと照らし合わせると大変興味深いメッセージが多かったと思います。

今は日本にもこのような世界的なショーが、昨今のフィギュアスケートブームのため盛んに開催されていますが、10年後もまたこんなショーを日本で見られたらどんなに幸せだろうと感じました。
10年後も、安藤選手をはじめとして、今のアマチュア選手が世界中を巡るプロスケーターとして活躍し、その姿を日本で見られたらどんなにいいだろうと感じずにはいられませんでした。

フィギュアスケート人気をブームに終わらせないためにも、厚い選手層や練習環境が必要です。
これからもレベルを落とさずに、さらにステップアップして多くの優れたスケーターが日本から輩出されるように、練習環境、つまりリンクの存続問題などにファンも関心をもっていたいものだと感じました。

安藤選手や今活躍している世界トップクラスの選手も一朝一夕に生まれたわけではありません。 安藤選手はかれこれ10年以上も練習を重ねることができたから優れたスケーターになれたのです。10年後、20年後も、フィギュアスケートというスポーツが日本で人気を保ってほしいと思います。 そのころ安藤選手は世界屈指のジャンプの指導者で、世界トップクラスの選手の隣にキス&クライでミキスマイルを見せてもらえるように、将来の日本のフィギュアスケートを楽しめる環境作りというのも、そろそろファンも考えてみてはいかがでしょうか。 一時のスター選手によるブームに終わらないでほしいと強く感じます。

いわゆるセーブリンクキャンペーンということにもつながるかと思いますが、今、安藤選手からいただいている夢のような時間を今だけのものにしないように、フィギュアスケート全体についてそれぞれのファンなりに考えてみていけたらと思いました。 みんなで考えたらきっといい練習環境やフィギュアの楽しみ方、選手への援助など方向性が広がっていくと考えます。

世界的なプロスケーターに日本人の佐藤有香さんがいらっしゃったことを私は誇りに思いたいし、そのゲストに世界的なタイトルを持った現役アスリートがいる今の日本のフィギュアスケート界がさらに繁栄していってほしいと願っています。
SOIメンバーのような、30代後半でも素晴らしい演技のできるスケーターの活躍できる場所が、日本のどこかにあり続けて欲しいものだと、願っています。 私たちの愛する安藤選手の将来のためにも!

最後にショーに出演されたすべてのスケーターへ
    夢の時間をありがとうございます。



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2009年01月09日

名古屋フィギュアスケートフェスティバル鑑賞レポート

掲示板に来られているファンの方から、名古屋フィギュアスケートフェスティバルのレポートを頂いたので、原文に基づき ご紹介します。



1月8日(木)にガイシホールで行われた名古屋フィギュアスケートフェスティバルに行ってきました。
このフェスは、ジュニアやノービスで活躍している未来のトップスケーターを始め、名古屋、そして日本のトップスケーター達のエキシビショーです。
名古屋の選手たちはもちろんのこと、織田選手、中庭選手、南里選手、水津選手はじめ他地区の選手(水津選手は春から愛知県民ですが)の出場もありました。
毎年3月末に行われていましたが、今年はこの年明けの時期、平日に行われました。
平日にも関わらず、会場は満員。
いかに、名古屋でフィギュアスケートに注目が集まっているかがよく分かります。

美姫選手は、会も終盤に登場し、素敵な「ボレロ」を舞いました。
今回の「ボレロ」は歌詞がついていて、そこにまず驚きました。
この美姫選手のボレロ、いつも見るたびにどんどん進化していくように感じます。
その場所が氷上であることを忘れてしまうぐらい、神懸かった神聖な舞いでした。
いつかどなたかも表現されていましたが、巫女さんのようでもあります。
「ボレロ」が美姫選手の代表ナンバーになることは間違い無し!と強く思えるほど素晴らしい演技でした。

昨年末のMOIでは、怪我もあり、ジャンプ無しの構成でしたが(実際その構成も、物凄く美しかったのですが)、今回は3Sや2Aも次々と確実に綺麗に丁寧に決まり、見ていてとても心地よかったです。

演技が終わった後も、丁寧なお辞儀をされ、またこれこそ見たかった!というほど可愛らしい美姫スマイルもあり、大満足でした。

アンコールもあり、新FPの「オルガン付」からステップの部分を披露されました。
初めてこの「オルガン付」を会場で目にしたのですが、繊細な動きも、ダイナミックな動きも、全てが詰まっている魅力的なプログラムだと感じました。
世界選手権の時は、もっと進化したこのプログラムが見れるのかと思うと、とっても楽しみになります。

エンディングには、スパンコールをつけた黒っぽい衣装に着替え、スピンを見せてくれました。衣装の裾がふわりと回ってて綺麗でした。
エンディングの場面では、選手たちからのボールプレゼント(サインが書いてある?)があるのですが、美姫選手は、遠い席の人にも近い席の人にも色んな方向に一生懸命 投げている姿が印象的でした。

この名古屋フェスは、「地元の会」ということからか様々な年齢層の方が来ていたようです。
私の近くには、かなりご高齢の方がいらっしゃってましたし、会場のあちこちからお子さんの声も聞こえました。
その中でも美姫選手に声をかけていたのは美姫選手より少し年齢が上ぐらいの特に女性が目立ちました。
もちろん、老若男女問わずファンはたくさんいると思いますが、近くで「美姫ちゃーん」と声をかけていたのは、その年齢層が多かったかなと思いました。
このような声かけに美姫選手は笑顔で振り向き手を振ってくれて、とても心が暖かくなりました。

年明けに、美姫さんの元気な姿を見ることができて本当に良かったです。
まだ明日スーパーチャレンジ、その後はSOIとなかなか休むことができないかもしれませんが、どうぞ怪我には気をつけて、全国の美姫ファン、スケートファンに素敵な演技のプレゼントをお願いします。
これからも活躍を楽しみにしています。

また、他の方の行かれた感想もぜひお聞きしたいです。



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2009年01月03日

MOI 読者レポート

掲示板に来られているファンの方から、Medalists on Ice のレポートを頂いたので、原文に基づき ご紹介します。



今年の全日本選手権も熱戦の末、安藤選手は3位入賞を果たし、3年連続世界選手権への切符を手にいれることができました。

安藤選手、おめでとうございます。 また、世界選手権、四大陸選手権、ユニバーシアードへの出場権を獲得された選手の皆様、おめでとうございます。 選手の方々への敬意を表すとともに健闘をお祈りいたします。

ショーの感想

簡単に感想をお伝えしますと、選手達の入賞した喜びがあふれんばかりのさわやかな、意気込みあふれるショーでした。 次の試合を頑張ろう!という気迫、努力を評価された喜びが、演技のそこかしこに見受けられる貴重なショーです。

そして何より楽しいのは、今日だけは観客である私たちがジャッジだということ。
選手は私たちを楽しませようと、リンクサイドへ近づいたり、面白い演出で私たち観客へサービス精神旺盛に演技してくださいました。

多くのメダリストが美しい音楽ときらびやかな照明に照らされて一プロづつ披露してくれました。 最初はジュニア選手、ユニバーシアード派遣選手、昨年、惜しまれつつ引退したプロスケーターのランビエールさんのロミオとジュリエット、アントニオ・ナバーロさんのフラメンコ、そしてランビエール&アントニオのフラメンココラボレーションが入り、四大陸選手権派遣選手、そして、世界選手権出場選手の順に演技が進みました。
世界選手権派遣選手にはアンコール演技とインタビューもありました。

また、シンクロの演技などはなかなかテレビでは見られませんが、ショーにはぴったりで見応えがありました。 フォーメーションを組みながらのリフトやジャンプなどは感服してしまいました。
グランドフィナーレでは、笑顔の選手を見ているだけで幸せな気持ちになれました。 安藤選手も淡いピンクの衣装で登場。 男子の選手はそれぞれの衣装を交換して登場。最初はかなりとまどいました。 誰が誰だか分からないんですもの!
テレビやネットなどのフィルターを通さずにまだ、生でショーや観戦をされていない方は機会がありましたら是非、オススメします。 氷を削る音や、氷しぶき、選手の高い身体能力、人としての美しさは日常生活ではめったにお目にかかれる質のものではありません。

安藤選手の演技

オープニングに生オケに合わせて、まずは、シンクロチームがリフトやジャンプを組み合わせたフォーメーションで華やかにショーが始まりました。
そしてそれぞれの大会ごとに出場選手が手をつないで登場。 出場選手が群舞を始めました。 会場は徐々に一体化していきます。

私は驚きました。 群舞の中に安藤選手の姿があったのです。
「あれって、安藤さんじゃない?!」
見つけたときは大変嬉しかったです。 元気そうに笑顔を振りまく安藤選手の姿に、来た甲斐があったなあ!と思いました。

前日の演技で足を痛めてしまったということで、今日は出演できないかもしれないと思っていたのですが、オープニングの手の込んだ群舞を他の選手と同じペースでされていて、ファンとしてはほっとしました。

ショーは終盤に入り、いよいよ安藤選手の番となりました。

一瞬照明が音楽がぱっと消えて、暗闇の中にひとすじのスポットライトの光に照らされて安藤選手が立っていました。
彼女が演技してくれることに本当に感謝しました。 一部の観客は彼女が踊ることを驚いた様子でした。

プログラムは「ボレロ」 。
シンプルなコスチュームに安藤選手のしなやかな演技、スパイラル、ステップ、スピンを駆使して、彼女はわずかなエレメンツでボレロを演じきりました。
音楽との調和、緩急のある身体の使い方、彼女の表現したいことが伝わる静かな迫力があり、しなやかな肢体の動きが女性の美、強さを感じさせました。
演技が終わると会場もスタンディングオベーション!
安藤選手の持ち味のエモーショナルな演技で観客を魅了してくれました。 「生」命、を感じる力強い演技でした。

あっという間の演技が終わり、ショーではお約束のアンコールの拍手が会場を埋め尽くしました。
少し遅れて安藤選手はアンコールの拍手に応えるようにリンクに現れました。
その目にはアンコールに応えられなかった悔し涙が光っていました。
観客は今日の演技を讃え、鳴りやまない拍手に安藤選手はゆっくりと観客に挨拶してくれました。
観客はただただ拍手することで安藤選手をあたたかく労いました。
この一体感は心地よいものでした。

そして、インタビューが始まりました。
怪我が肉離れまでは行かなかったことは観客をほっとさせました。
多くの観客が安藤選手のコンディションを知るすべがなかったのです。
私は観賞の時点では、安藤選手言われるまで気づかなかったのですが、ジャンプなしの演技だったとのこと。 かつては「ジャンプの安藤」と言わしめた彼女がジャンプなしで観客を魅了できたことは表現力の豊かさを深めてきた証拠でしょう。

この表現力の源は彼女のもつ感受性の豊かさからにじみ出るものなのですが、そして彼女はすでに演技の後、観客の拍手で涙ぐんでしまっていたのでその後のインタビューでは動揺を抑えながらのものとなりました。
たどたどしいコメントでしたが、会話ですので行間も含んで観客は理解し、安藤選手の村主選手への思いやりに対し、謝罪の際、拍手が起こりました。

インタビューが進むにつれて、わき上がる感情に涙を流しながら話したコメントは、アスリート安藤美姫として世界選手権への切符を得られたことは周囲の支え、そして、観客やファンのおかげであり、その皆さんの支えをもってしても自分が万全の演技ができなかったことは悔やまれるという涙でありました。
温かい観客を前にして彼女は感極まった様子でした。
観客は「感謝してくれてありがとう。」という雰囲気でまた拍手が起こりました。
最後に、彼女なりに前向きに「世界選手権で表彰台にのり、人としても光りたい」と力強い抱負を語った安藤選手、また一つ成長した姿を私たちに見せてくれました。

チームジャパンの結束

さて、ショーの中で印象的なことをさらにお伝えしましょう。
村主選手のインタビューで、「12月31日は私の誕生日なのですが、ジェネレーションギャップを感じたんですけど(本人笑)若い選手に昨日(12月27日)にお祝いしてもらいました。」とおっしゃっていました。 安藤選手をはじめ、いろんな選手に囲まれて楽しかったんでしょうね!

その他にも素敵なことが!
グランドフィナーレが終わり、ショーが終了した後に、男子選手たちがこぞってジャンプの競い合いを始めたんです!
織田選手が先陣を切って、四回転に挑戦!
それに続いて羽生選手や町田選手、無良選手たち男子選手がこぞってジャンプにチャレンジしていました。 みんな楽しそうでしたよ。
なかなか着氷しなくて残念でしたが、やんちゃな選手の一面もみられて本当に楽しかったですね。

是非、みなさんもこれから開催されるアイスショーはたくさんありますから、一度はリンクへ足を運んでみてください。
きっと今までよりフィギュアが好きになると思います。 それでは、本格化していくシーズンを楽しみましょう!

長文、乱筆乱文、失礼致しました。



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