2009年04月20日

ISU国別対抗戦 読者レポート

BLACKCATさんから 国別対抗戦のレポートを頂いたので、原文に基づき ご紹介します。



国別対抗戦の16日、18日に観戦してきました。
他の皆さんのように、綺麗な文章はかけないと思いますが、精一杯レポします。
とにかく、美姫さんの演技はドキドキしてしまって、まともに見られていない気がするので、ろくなレポにならないことをご了承ください。(汗)

<16日 SP>
私の席は1階のスタンドで一番後ろでした。
なので、ちょっと遠かったということもあり、きちんと見れていないこともあると思います。

開会式では、日本選手たちが途中で帰ろうとしてしまい、観客にウケていました。

そして6分間練習ですが、まず思ったのが、美姫さんの存在感がとても大きいということでした。
とにかく、目を引きました。そしてやはりテレビで見ている通りジャンプがダイナミックで迫力があります。
練習の内容ですが、ルッツをたくさん飛んでいました。
おそらく3-3の練習をしていたのだと思うのですが、ルッツ単発で終わってしまうことが多く、3-3がきちんと入ったのは1回のみで、後半2回のルッツは着氷がみだれていたので とても心配でした。

演技前も美姫さんへの歓声がたくさんあがっていました。
私もそれに混じって、がんばれーと声をかけました

そして、実際の演技。
滑り出しからスケートも滑っていて調子は良さそうでした。
3-3が華麗にきまりました。上から見てる限りでは着氷の流れは綺麗でした。
次の3F、これはとても高くてグリングリンと音が聞こえそうなくらい迫力のある素晴らしいジャンプでした。
3Fが苦手なんて嘘のようです。
そして2A、完璧です!
そのあとのステップでは緩急があり、吸い込まれるステップ。
特に最後の方の手をあげて天を仰ぐところはとても素敵でした。
演技終了後は、たくさんの人がスタオベしていて、もちろん私もスタオベしました。
その後、お花を投げるためにダッシュしたので、あまり美姫さんを見ていることはできませんでした。

ちなみにそのお花がライナーでスタッフにぶつかりました。(笑)
スタッフの人、ごめんなさい。

<18日 FS>
この日の私の席は2階スタンドのやっぱり後ろの席でしたので、前日より遠かったです。

まず6分間練習ですが、最初は注目されているサルコウはほとんど飛ばずに他のジャンプを跳んでいました。
ちょっと気になったのが、この段階で美姫さんは肩を気にしているような気がしました。
あとでインタビューを見ると、6分間練習時の3Tの転倒で痛めたとありましたが、その前から違和感があったのではないかなぁと思いました。
そして3Tでの転倒、大きく転倒していたのでとても心配になりました。
その後、肩をおさえて?コーチのもとへ行って何か話をしているようでした。
けれども、そのあと他のジャンプをきちんと決めていました。
なによりも、まず目を引いたのが2A3T!
これは、回転も素晴らしく、着氷も綺麗に流れていて、美姫さんはやっぱり、ジャンパーなんだなぁと再認識しました。
サルコウは、本当に最後の最後で跳び始めました。
1回目は3回転、2回目は抜けて2回転に(これは4回転をやろうとした結果かもしれないなと思いました)。
そして、練習の終了がコールされた時に美姫さんは最後の助走にはいっていました。
終に、4回転サルコウを見事に着氷!
会場でも、おぉぉというどよめきと拍手が起こりました。
ただ、練習が終了した後、やはり肩を押さえていて、痛む様子を見せていました。

この6分間練習のときもやはり声援があがっていました。
そして演技。

私が心配して見ていたせいかもしれませんが、演技開始からSPの時よりもスピードが無いように感じました。
それでも、3Lz2Loは綺麗にきまり、次にいよいよ4Sでしたが、残念ながら転倒。
会場では、あぁという声と拍手が起こりました。会場のみなさんは、とても暖かったです。

その後のジャンプはルッツの抜け以外はきちんと決めていましたが、やはりキレキレのジャンプではなかったように感じました。
世界選手権にピークを持ってきているし、肩のこともあったと思うので、それは仕方がないかなぁと思いました。
けれどもスピン、スパイラル、ステップときちんとこなしていました。
ステップの時は、がんばれーーという意味も込めてだと思うのですが、観客側で手拍子をしようとしたのですが、
うまく音がとれず途中で終わってしまいました。
「オルガン付」で手拍子は難しいです。(笑)

<雑感>
今回はジャンプのミスもあったせいか、スタオベこそありませんでしたが、美姫さんが、キスクラにもどったのち、謝ってくれていて、本当に、やさしい人だなぁと思いました。
「どんまい!」と声を送ったのですが、伝わっていればいいなぁと思います。

とにかく、見ている私が緊張してしまって、きちんと見れていません。
ごめんなさい。

美姫さんのジャンプは本当に大きくて格好よかったです。
乱筆、乱文をお許しくださいませ。



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2009年04月02日

2009世界選手権 読者レポート

掲示板に来られている 道 さんから、世界選手権の現地レポートをいただきましたので、原文に基づき ご紹介します。


☆安藤美姫選手、価値ある銅メダル獲得おめでとう!

2009世界フィギュア選手権、現地で観戦・応援しました。

SPもFPも会場スタオベ!!!
そして銅メダル獲得!
2008日本選手権のフリー演技を拝見してから、ワールドのメダル獲得を信じていました。
安藤美姫選手が成し遂げたことは金メダル以上の価値があります。おめでとう。 本当に感動・感激しました。 価値ある瞬間を見る事が出来て感謝しています。


★SP6分間練習
選手6名のコールがありました・・・出てこない。 4人しかいない。
安藤選手・村主選手・・・がいない。

(え、なにかあったの?・・・)会場もざわつき始めたころ、会場中央の天井についている、画面に二人がリンクに向かって出てくるところが映し出され、一安心しました。

リンクで練習を開始した、安藤美姫選手は、凛とした表情・自信にあふれたやる気に満ちた表情で、やってくれる!と予感させてくれる表情でした。

日の丸も多かった。手造りの手に持ったバナーをもつ人もたくさん。
美姫ちゃんコールもとても多かったです。

★SP
3−3はDGでしたが、絶対入れてくれると思っていましたのでよかったです。 あのしっとりとした曲調でスタオベが取れるのは、大変日本人として誇りに思いました。
世界の舞台に、極上の日本庭園が現れたような気がしました。
心の内面からわきあがってくるそんなじわーっとしたスタンディングオベーションでした。
去年の棄権からのリベンジ・今シーズンSB! おめでとう!

★FP6分間練習
最終Gの6分間練習は、やはり・・・全然違う。
その空気感・ゴージャス感。 6人全員が何かのメダリストで、たぶん何かのゴールドメダリストです。
安藤選手の表情は、この日も気合いに満ちていました! 今日もやってくれる!
これは、高得点の予感!

★FP
3−2を見たときに考え抜いて、ベストを尽くして勝負してくれていると思いました。
きれいに決まったーー!
2A−3Tもとてもきれいに決まり、圧巻はステップワーク、と表情。
シットの高速回転まったくぶれなし。
きれきれでスピードが最後まで速く、気持ちも強く伝わりました。
終了前から多くの観客の皆さんがスタオベでした。

二日連続スタオべ。 こんな感動をくれた安藤美姫選手に感謝です。
SB。 そしてFP銀メダルです!

安藤選手の得点が出たときに、椅子から立ち上がり、『やった!メダル確定!』と叫んでしまい、さらには、一緒に観戦してくれた友人に握手を求めてしまいました。 (笑)
・・・すみません、まだ滑走していない選手がいました。

結果は、3位。 堂々の銅メダル獲得です。 世界で唯一日本が、女子シングルオリンピック3枠も獲得。

★表彰式
笑顔が輝いていました。
日の丸を見つめる表情は、なんだか感慨深げでした。
本当に価値のあるメダルです。

・メダリスト周回
握手とサイン会と撮影会みたいなことになり、日本と韓国のファンの方両方から声がかかりました。
あっちこっちで、美姫ちゃーんと声がかかり本当に一人一人丁寧に にこやかに穏やかに応対されていました。
美しい。
ファンの皆さんのうれしそうなこと。 こんなにたくさんの人に幸福を分けている。本当に誇らしいことです。

ファンの方から日の丸をもらった安藤選手。
キムヨナ選手も国旗をもらっていましたが、2位のロシェット選手がカナダ国旗をもらえていなかったので、当初は掲げませんでした。 ロシェット選手への敬意と思いやりがあることが わかり、流石、われらが安藤美姫選手と思いました。
その後、ロシェット選手もカナダ国旗をもらいました。

★スモールメダル表彰式
会場のステープルズセンターの外の広場で、FPの翌日、エキシビが始まる前に 女子シングルメダリストのFPの表彰とインタビューが行われました。
「グレートカムッバックスケーター!MIKI ANDO」と紹介があり、嬉しそうに微笑んでいました。

もう、本当に嬉しかった。

至福のワールドの舞台。安藤美姫選手。 本当に感動の演技をどうもありがとうございました。

□ 会場付近某所で荒川静香さんをおみかけしたので、思わず「美姫ちゃん、おめでとうございました!」と声をかけてしまいました。 荒川さんは「良かったですね。」 ときれいな笑顔で答えてくれました。

・国別対抗、来シーズン、そしてオリンピック。
いろんな困難なことや、思いがけない障害が立ちはだかっても 安藤選手自身が自らの力で培ってきたもので乗り越えてくれると信じています。
これからも応援できることに感謝して、心から声援を送ります。



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