2008年08月06日

安藤選手の靴の色

・・・
4月末、フジテレビの「特だね」に収録された安藤選手は、カメラの前で新しいスケート靴を下ろしていました。
世界選手権のあと、初めて全国メディアに姿を見せてくれた時の彼女です。
「新しい靴は固くて嫌いなんです」と言いつつ、しかしその表情は言葉と裏腹にとても嬉しそうに見えました。 真新しい純白の靴でした。
 
スケート靴は、思えばスケーターとリンクとの文字どおりの接点であり、競技においては成績を左右する肝心な要素の一つに違いないだろうと想像します。
履き心地はもちろん、その重量や堅牢度も、選手の滑りの質を支配するでしょうし、靴自体の疲労で本来の力が発揮できなくなるケースもあるようです。
 
ディープエッジという、スケーティングの上質を形容する言葉に示されるように、恐らくはブレードの研磨の仕方にも、選手のこだわりがあるのだろうと、これまた想像します。
 
筆者はふと逆に、選手のこだわりは靴を見れば多少はつかめることもあるのではないか、と思いました。
 
 
・・・
ボレロを踊る安藤選手の白い靴。
あれからおよそ ふた月の後、彼女はアイスショーにも この白い靴で登場しています。
 
そこには彼女の「初心に帰ろう」という強い想いが込められている、そう感じられてなりませんでした。
そしてその彼女の初心とは いつに遡るのかも、知りたい想いに駆られました。
 
安藤選手の過去の写真を年代をなぞって見ていくと、トリノのシーズンまでは白い靴です。
それがライトブラウンになった時、彼女は再起を誓いつつ、大人への成長をそのブラウンに託したのではないか、
そんな勝手なイメージを抱きます。
 
ブレードを見ると、ジュニアで海外に打って出た時代には金色です。
これは ご自身が当時インタビューで「金は勝者の色だから」という趣旨の発言をされていて、その時代、「勝つ」ことが安藤選手にとっての素直で自然な指標だったかと思われます。
そして彼女がシニアに上がるとブレードはやがてシルバーとなり、勝つという指標よりも滑りの表情を追究するようになったのを、そのことは表しているようにも感じられました。
 
白い靴の初心、それはシニアとしてのスタート時点かな、いや一番昔、本当の端緒のころなのかな、と観る側の特権で、心をさまよわせてみたりします。
 
 
・・・
The ICE の記者会見場、安藤選手は今シーズンの抱負を問われて、こう答えています。
「もう本当に、すべて一からやり直すという気持ちで、今やっています。」
 
浅田真央選手の隣に座り、くつろいだ仲良い空気のなかで、それは本心からの正直な言葉として響きました。
 
安藤選手が白い靴と共に迎えた新しいシーズン、すべてのファンの応援が新鮮な風となって彼女の心に届くことを、願わずにいられません。
 
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2008年07月29日

安藤選手とMirai選手のトークショー

掲示板によく来られているファンの方から、The ICE における 安藤選手と長洲未来選手とのトークショーの様子を抜粋でレポート頂きました。
以下、原文に基づき ご紹介します。



〜 まず、美姫ちゃんが未来ちゃんの印象を話すところからショーがスタートしました。
美姫 「若くて、パワフルで、可愛くって、何でもできていいなーって思います」
〜 アナ「安藤選手も十分若いんですよ」との突っ込み。

〜 二人がプリクラが好きで、バックヤードにプリクラがあり、ずっと撮っていたというエピソード紹介。
美姫ちゃんが変顔をして撮っていたという話に客席から「見たい〜〜!」との声。
「えぇー無理ー」と言って困り笑いの美姫ちゃん、超可愛かったです。

〜 美姫ちゃんとの仲を問われた未来ちゃん、
未来 「大変お世話になってます、いろいろ教えて貰って」
美姫 「えぇーー??何も教えてないよー」
未来 「日本語とか・・・」
〜 アナ「言葉を教えて貰ってるんですね」
美姫 「私も、英語を教えて貰ったりしてます」

〜 未来ちゃんが名古屋をいろいろ回り、ミソカツも食べたという話になり
美姫ちゃんは、「どこの矢場とんで食べたの?」
ということを尋ねたけれど、その場では未来ちゃんは判らない様子。
<矢場とんは名古屋のミソカツの名店で、本店(矢場町)とラシック(名古屋栄三越の専門店館)店がある。>

美姫 「むかしは、ミソカツ食べれなくて、ソース無しで食べてたんですけど」
〜 アナ「ということは、ミソカツではなく、ただのカツ?」
美姫 「はい・・・でも、矢場とんのを食べて食べれるようになったんです。」

〜 アナ「安藤選手なら、長洲選手をどこに連れて行きますか?」
美姫 「うちの喫茶店に・・・」

美姫ちゃんの「オススメは、あんかけスパ」に
未来ちゃんは「たらこスパゲッティ、大好きです!」との答え。
噛み合なさとやりとりの可愛らしさに会場には笑いが起こってました。

さらに、お店では小倉トースト(名古屋メシの1つですね♪)もあるよ、と言って、
小倉トーストの説明を美姫ちゃんが未来ちゃんに英語でちょっと話すと、未来ちゃんも「それは、知らないです。挑戦してみたいです」とのこと。
美姫ちゃんのお姉さんぶりが発揮されてました。 ・・ステキなお姉さんです♪

〜 最後に、今シーズンの目標をということで、美姫ちゃんは、
リンクに当たり前のように立っている、ではなく、リンクがあって、お客様がいて、私がいて、リンクに立たせて頂く、演技させて頂く、という気持ちで進んで行きたい、
という趣旨のことを言われていました。美姫ちゃんが終始笑顔で楽しそうなのがとても印象的なトークショーでした。



レポート、ありがとうございました。

今シーズンからシニアに上がり、背も一段と高くなった長洲選手、次にこの二人が相まみえるのはGPシリーズ、スケートアメリカにおける競技者として、ということになります。
「親愛なるライバル同志」という、日本のスケーター仲間の暖かい輪が、安藤選手たちを介して海外にもこうして広がっていくと、ほんとうに好いですね。
 
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2008年07月16日

「チェブラーシカ」トークショーの映像

Yahoo! 動画にて 正規に、安藤美姫選手が語る「チェブラーシカ」特別トークショー (徳間記念アニメーション文化財団)の無料配布が開始されました。
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00535/v04951/v0495100000000479626/

次の環境の方は ご覧になれるはずです。
・OS : Windows2000/XP/Vista
・ブラウザ : Microsoft Internet Explorer 6.0 以上
・ソフトウエア : Windows Media Player 9.0 以上 / Adobe Flash Player 8 以上

配信期間は2008年7月15日〜2008年8月29日です。
すてきな安藤選手がたっぷり登場しています。
 
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2008年07月09日

安藤美姫の「ボレロ」

成功裡に終わった ドリーム・オン・アイス、その会場で配布されたプログラムには出場各選手の事前インタビューが載っていて、それぞれの抱負が語られています。
 
安藤選手のインタビューには「ショーは協力して作り上げるもの」という見出しが付いています。
本文にも、その言葉どおりの彼女の想いが率直に述べられていて、ファンには貴重なメッセージとなっています。
 
シーズン最初のイベントで仲間と再会し、ともに協力して一つのショーを準備する、その楽しさに向けた期待と、皆で気持ちを共有することの大切さを、安藤選手はここで語っているのですが、運命の皮肉か、高熱のため、各回のオープニングとエンディングの群舞には参加出来ない結果となりました。
そのことは当のご本人が一番残念だったろうと想像するに難くありません。

でも、安藤選手が語られていたその協働への想いは、無理を押して出場を強行されたこと、そして体調不良にも関わらず素晴らしい演技をされたことに、あふれるほどに込められていたに違いないと思います。
 

そしてインタビューにはもうひとつ、彼女が新しいエキシビションプログラムの「ボレロ」に込めた情熱も語られています。
 
安藤選手は、高校1年生の頃のインタビューで、「もしトリノオリンピックに出られたら、ボレロを滑りたい。」と答えていますが、今回のショーへの抱負の中でも、ジュニア時代からいつかは滑りたいと想い続けていたこと、本当は試合で滑りたいくらいであること、 そんな大切な曲を踊れる嬉しさの半面、たいへん難しい演技であることも述懐されています。
 
「自分の中から込み上げてくる欲望のようなもの、心の奥に秘めたもの」を滑りに表現するという課題を 振付けの宮本賢二氏から与えられた安藤選手、その初演での成功は皆様すでにご覧になったとおりです。
 
この「ボレロ」はモーリス・ラヴェルのあまりによく知られた名曲ですが、もともとバレエの一場面、スペインの踊り子のシーンのために書かれたそうです。
今回の安藤選手の衣装もそれを意識してか、バレエダンサーを思わせるデザインに、スカート部分の赤を際立たせる、黒を基調とした配色になっています。
 
ドビュッシーとともに印象派に数えられることの多いラヴェルですが、一方、形式を重視する点では新古典主義でもあり、筆者はこの「ボレロ」こそがラヴェルの形式美の極致を見せていると思います。
たった2つのフレーズが、序盤から終盤まで全く同じリズムに乗って、徐々に盛り上がっていくという、これ以上ないほどシンプルな構成ですが、そのほのかにイスラム調の音程の繰り返しは、曲の進行に伴い緊張を増すとともに、千変万化の表情を見せます。
 
抽象化された無限ループ形式のこの曲想の上に、かえってエロス(生)のうねりが際立つことを、宮本賢二氏も、そして安藤選手も以前からつとに本能的に、理解されていたに違いありません。
 
すでに海外でも好反響の安藤選手のボレロ、シーズンの終りにはさらに深化を遂げ、1984年サラエボでのアイスダンスのトービル&ディーンの歴史的名演に迫ることを、ファンとして期待させて頂きたいと思います。
 
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2008年07月01日

「チェブラーシカ」試写会&トークショー (レポート)

Miki Ando & Fans は、昨日のジブリ美術館主催の「チェブラーシカ試写会&トークショー」を取材する機会を得ました。 以下、簡単なレポートをさせて頂きます。

安藤選手がこの日、トークショーをされるに至った経緯については 掲示板の記載等を ご覧ください。


会場の「渋谷アンジェリカ」は収容150名程の小ぢんまりしたシアターで、安藤選手との親密感の強いイベントとなりました。

9時少し前、ジブリ三鷹の森美術館の館長の挨拶が始まり、次いで安藤選手が紹介されると、グレーのニットワンピースにブーツをオシャレに着こなして、ご本人が拍手の中、登場されました。
客席前列の関係者席に座られ、観客と共にチェブラーシカを観賞。
体調不良と伝えられていましたが、この日はかなり回復されたように見え、少し安心いたしました。

10:10 に試写終了、安藤選手はここで一旦退場し、その間TVカメラ、記者が入場。
10:18 にトークショーが始まりました。
司会の女性が質問し、安藤選手が答える形式です。
<以下は速記による要旨で、録音によるものではありません。 なお、安藤選手をMA、司会の方をQLと表記させて頂きます。>

QL: いつ頃からチェブラーシカ好きになったんですか?
MA: 何年か前、ロシアの試合で人形が投げ込まれ、ロシアの人にこれは何ですか?と聞いたら、ロシアでは有名なチェブラーシカだよと教えられてから。 日本ではキテイちゃんとか、ドラえもんのような感じのもの。

QL: チェブラーシカの魅力は?
MA: かわいいの一言、以前はsnoopy好きだったんですけど、それから心ときめくキャラクターがなかったんですけど、チェブラーシカを見て何か かわいくて癒されます。

QL: 大きなスクリーンで見てどうでしたか?
MA: 人形を少しずつ動かして撮影してるからすごくぎこちなく動くんですけど、そんな昔の雰囲気が好きです。

QL: (聞き取れず)
MA: (チェブラーシカの友人、ワニの)ゲーナはしっかりしてるようで抜けてたり、人形にそれぞれ個性があるとこが好き。

QL: ご自分で持ってるチェブラーシカグッズを持って来てもらいました。<司会の人がチェブラーシカの枕を取り出す>
MA: 他にもぬいぐるみとかマグカップとか、・・アイスショーで貰ったのが多いです。 今は小物入れも手帳もチェブラーシカです。

QL: 今後チェブラーシカの衣装で滑ることがあるかもしれませんね?
MA: もう少し若かったらできたかな?(笑)

QL: (聞き取れず)
MA: 見てると癒されます、チェブラーシカ(柄)の手紙もらったりすると癒されます。

QL: チェブラーシカの歌を歌えるんですよね?
MA: えーーッ!?
QL: 歌ってもらえませんか?
   <ここで拍手が起き、着ぐるみのチェブラーシカも応援する>
MA: 恥かしいんですけど〜 (笑)
   <また拍手>
MA: 映画のとはちがうんですけど・・<と、歌い始める>

QL: 素晴らしい〜!<←会場の大拍手にかき消される>

QL: どんな内容なんですか?(歌の意味)
MA: 良く分からないんです (笑)
とりあえず覚えたらすごいよってロシア選手に言われて、楽譜もらって覚えました。

QL: チェブラーシカはオリンピックロシア選手団のマスコットにもなってます。
    2006年が白、今年の北京オリンピックが赤のチェブラーシカなんですけど。
    <赤のチェブラーシカを取り出して> 赤いチェブラーシカはどうですか?
MA: こっちの方がいいです。 <と、着ぐるみの茶色チェブラーシカを指す>

QL: この映画の中で一番好きな場面は?
MA: 最初のオレンジの箱から出てきて倒れるとこが一番好きです。

QL: (聞き取れず)
MA: アニメですけど、仲間を思いやるとことかが好きです。 私もスケートの時は一人でリンクに立つんですけど、それまではいろんな人に支えられて貰っているので、そういう時はありがたいと思っています。

QL: 今日の感想は?
MA: 日本のアニメとは違って昔の画像で昔の製作方法でできてますが、 映画の中には仲間を思いやることとかがはいってるし、またふざけてる面白い場面もあったりで、見たら人の心に届く映画だと思います。 ぜひ、たくさんの人に見て頂きたいです。

QL: 今日はありがとうございました。


10:30 に会場の拍手と共にトークショー終了、安藤選手退場、そして参加者も退場となりました。

この後、主要マスコミによる質疑応答があった模様です。
(写真はこちらで。
http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200806/30/?inb=yt


このカチャーノフ(*)による愛くるしい「チェブラーシカ」四部作(’69年、’71年、’74年、’83年)はまとめて1本の映画として、7月19日より一般公開されます。
http://www.ghibli-museum.jp/cheb/ (公式サイト)
アニメーションファンも、安藤選手のファンも、皆様、ぜひご覧いただく価値があると思います。

また、上記公式サイトの他、チェブラーシカについてWikipedia(下記)などをご覧になって行かれるのも良いかもしれません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%AB


注(*):ユーリ・ノルシュテインの芸術的なアニメーションをNHK教育テレビでご覧になった方もおられると思います。チェブラーシカ四部作をアニメーション化したカチャーノフは、ノルシュテインの師に当たります。
 
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2008年06月19日

絢香さん、NHK「トップランナー」に出演

16日(月)にNHKで放送された「トップランナー」に、安藤選手の親友の絢香さんが出演されました。
たいへん内容の濃いインタービュー番組でしたので、再放送の予定をここにお知らせします。

6月21日(土)25:35 NHK教育テレビ
6月25日(水)15:45 NHK BS-2
 
http://www.nhk.or.jp/tr/

デビュー当時、華々しくヒットチャートを駆け上った彼女の、
これまでメディアを通して語られることのなかった心の軌跡・・・。
安藤選手のファンである私たちにも、それを僅かでも分かち合わせて頂き、
演じることの葛藤を追体験するのは、たいへん貴重な機会かと思います。
27日のお二人の対談の放映前に、タイミングも最高です。
 
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2008年06月16日

2008〜09 GPシリーズ アサインメント発表

現時点で、安藤選手の出演、出場が予定されているショーと競技会は以下のとおりです。

 6月27〜29日・・・・ドリーム・オン・アイス (新横浜スケートセンター)

 7月19・20日・・・・現代カードスーパーマッチ (ソウル蚕室学生体育館特設リンク)

 7月26・27日・・・・真夏の氷上祭典 THE ICE (モリコロパーク内アイススケート場)

 10月23〜26日・・・・ISU GPシリーズ スケートアメリカ (ワシントン州エバレット)

 11月6〜9日・・・・ISU GPシリーズ 中国杯 (北京)

  
ISU Grand Prix of Figure Skating 2008-2009


今シーズンのシニア国際大会の開幕戦となるスケートアメリカですが、安藤選手も含めて、そうそうたる選手が名を連ねており、激戦となることは必至でしょう。
特に、腰に爆弾を抱えているとはいえ、2007世界選手権東京大会のSPで、71.95を叩き出したキム・ヨナ選手や、先シーズンはいまひとつ精彩を欠いていましたが、2006世界選手権で優勝したキミー・マイズナー選手、2008世界選手権で会心の演技を見せてくれた中野選手など、安藤選手にとって、手強い選手揃いです。

GP第3戦となるカップ・オヴ・チャイナでもキム・ヨナ選手、そしてアシュレー・ワグナー選手やサラ・マイヤー選手も出場します。

安藤選手の肩、それに太腿やふくらはぎの状態を心配される方もおられるでしょうし、あるいはチーム・ニコライに村主選手が合流したらしいことの影響を気にされる向きもあるかと思われます。
が、試合の勝敗は時の運とみなし、安藤選手には、リンクの上を今年のご自身のテーマである「空」を駆け巡るように、何よりも安藤選手らしい演技を見せていただければと思います。

安藤選手の笑顔に始まり、笑顔で締め括れるシーズンとなるよう、みんなで応援しましょう!!
 
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2008年06月09日

“LOVE CALL” に感動 〜つづき

〜 会期は終了しましたが、出来ることなら、この稀有な写真展が各地を巡回することを切望します。

さて、撮影風景の中の安藤選手は、私の目には表紙のカット以上にチャーミングで、その表情もAERAのキャプション記事から類推されるような緊張のあるものではなくて、おおらかで自然、そして晴れやかなものでした。

撮影時の衣装ですが、安藤さんが最初選んだという黒のタートルネックであれば、写真作品としてのテンションは高いものになったでしょう。 写真の仕上がりを念頭にそれを選ぼうとした安藤さんに、アーティストそしての本能、洗練されたセンスを感じます。
しかし結果的に、高橋選手も普段は見たことが無いというワンピース姿には、安藤さんを日常のストイシズムから開放する功績があったように感じられます。

ふんわりとした幸福感、私が画面から分けて頂いたのは、その解き放たれた貴重なひとときの、そのまたエッセンスだったに違いありません。
 
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2008年06月07日

“LOVE CALL” に感動

今日・明日が期間最後となった、AERA創刊20周年記念 坂田栄一郎 写真展〜LOVE CALL 時代の肖像〜 に6日、行ってきました。
このところ「アエラ展」という呼び方が広まっていますが、AERAの主催する、写真家 坂田氏の、本当にすばらしい写真展です。

私は安藤選手のファンとして会場を訪れたのですが、20年、917人の肖像それぞれが、想像を絶する存在感で並んでいる光景に圧倒されました。
そのどれもが、実物以上ではないかと思われる現実感(presence)を放っていて、改めてアートとしての写真の持つ描写力に深くうなるしかありませんでした。
特に、主展示はモノクロームでプリントされていて、その白と黒の階調が、被写人物の心の奥へと見るものを吸い込むような、ちょっと不思議な感覚になりました。

当日は運良く、坂田氏ご本人にお会いでき、写真展のA4ポスターに、 光栄にもサインを頂くことができました。そのサインがまた、美しいです!

さて、安藤選手の撮影風景の映像は、まだ行かれていない方もおられるでしょうし、月曜以降にその鑑賞メモをこのエントリーに加筆させていただきたいと思います。
このビデオを見た後、とても幸福な気持ちになれたことだけは、記させて下さい。


会場は4つあり、どれも近接しているので、巡られることをお勧めします。
☆行幸地下ギャラリー: モノクロームに統一されており、写真のメイン展示はここ、と拝察しました。安藤選手を含め写真670点。
☆新丸ビル3階アトリウム: ここは2台のディスプレーがあり、時間をずらして映像再生をしています。音声付(小さい音ですが)。写真8点。
☆丸ビル マルキューブ1階および同3階回廊: 荒川選手・高橋選手の写真は、こちらの回廊。1階ディスプレーは画面が大きい、ただし音声はBGMのみ。写真119点。
☆丸の内オアゾおお広場: セレクトされた31点をゆったり見られます。
 
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2008年06月04日

絢香さんとの夢の対談〜情報〜

安藤選手と歌手の絢香さんによる、初めての対談が実現されます。
 
フジテレビ系「
僕らの音楽」で、親友として知られるお2人の対談が、
6月27日金曜 午後11:30放送予定だそうです。
 http://www.sanspo.com/geino/news/080604/gnj0806040504005-n1.htm

「I  believe 」「三日月」をエキシビジョンで披露したことの秘話などが、
紹介されるもようです。
安藤選手のファンはもちろん、絢香さんファンの方も必見です、お見逃しなく。
 
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2008年06月02日

Miki Ando & Fans 開設によせて〜釜山十二華さんからのメッセージ〜

Miki Ando & Fans 開設にあたり、釡山十二華さんから、メッセージを頂きました。


はじめまして。
昨年の24時間テレビで安藤美姫選手と共演させていただきました、ピアニストの釡山十二華です♪
 
安藤選手と共演というのは、私にとってとても素晴らしい経験になりました☆
安藤選手の滑る時の音…今でも忘れません。

あの時私は少し痛みもありましたが、安藤選手が「大丈夫ですか?」と何度か声をかけて下さったり、
ストーブを持って来て下さったり安藤選手の優しさに本当に感動しました。
そして本当に気持ち良く演奏できてとても素敵な時間になりました☆

私自身、体調が良くない時も多々ありますが、安藤選手が頑張ってる姿を見ると元気が出ます☆
これからも体には気をつけて頑張っていただきたいと思います☆応援しています☆☆

最後になりますが、このサイトが安藤選手とファンの方々との楽しい交流の場になればと思います♪


十二華さん、本サイトにメッセージをいただき、ありがとうございます。

安藤選手にエールを贈りたいという想いは、今日のインターネット社会においては、掲示板等への書き込みという形で、簡単に実現するようになりました。
しかしその反面、自由に何でも書き込まれることで、ファン同士が、そして恐らくは選手も、つらい思いをする場面が現実となっています。
そこで、インターネット環境の良いところだけを守った、心安らぐ場を作ろうと考える有志数名が集まり、約2ヶ月の準備期間を経て、ここに、このサイトをオープンすることになりました。
安藤選手へのエールに溢れた、健全で楽しいサイトとなるよう、ファンの皆様とともに、育てていきたいと思います。

管理人一同
 
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2008年06月01日

『 Miki Ando & Fans 』 開設のご挨拶

 Miki Ando Fans 』 にお越しいただき、ありがとうございます。
当サイトは、フィギュアスケート女子シングル・安藤美姫選手の応援サイトです。

Miki Ando Fans は、安藤選手の話題を中心に、安藤選手へのエールや、ファンの皆様の和やかな交流の場となることを願って、数名の有志により、開設いたしました。
安藤選手を愛するファンの皆様にとって、心安らぐサイトを目指して、精一杯努力していく所存です。

今後ともよろしくお願いいたします。

管理人一同


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